貸していただいた本を参考に、日記には「心の奥底」の想いをしばらく綴っていたようです。
自分にとって、もう当たり前になってしまった習慣も、よく考えれば一体いつから始まったものなのかと疑問に思ったりしましたし…幼かったころはもう少し自分に対して素直にふるまっていたはずだろうと感じました。
誰しもきっとそうなのでしょうね。成長していく過程で、いろんな出来事や誰かの教えがあり、次第に「そのままの自分」でいられなくなっていく…。
そうしないと、叱られるから。そうしないと、嫌われるから。そうしないと、うまくいかないから。
そうやって自分のことを無視し始めて、捻じ曲げ始めて、そのうち苦しくなってしまって。
心のうちを気軽に話せるような相手がいればだいぶちがうのかもしれないけれど、そういう人に巡り合えるかどうかすらも「運」だし。
もう少し、もう少し…
楽に呼吸ができる世界であってくれたらいいのになあ。
みんなが心の手当てをし合える世界であってくれたらいいのになあ…
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