高校3年生時代⑰-卒業旅行への不安

私は昔から不安になりやすく、その不安から気分が悪くなることがたびたびありました。

特に「乗り物」は苦手でしたね。閉じ込められるし、酔ったらどうしようという恐怖が常にありました。実際にひどく酔ったことはありません。気分が悪くなったことはあるけど、実際に揺れが原因で酔ったのか、それとも不安によって気分が悪くなったのか、自分でも区別がつきません。

自分の意志で乗るバスや電車はまだマシな方です。気分が悪くなれば次のバス停/駅で降りればいいだけですから。地獄なのは団体旅行などで自由に降りられないバスですね。また、家族で(特に親と)乗る車も苦手でした。自分が具合を悪くすれば迷惑がかかり、場合によっては叱られるので。

そんな私の救世主は「酔い止め」です。これがあると精神的にもとても楽なのです。「これがあれば大丈夫」という想いは、本当に心強いものです。

乗り物の中でかなりマシなのは「電車」ですね。おそらくどこかで「電車は酔いにくい」と聞いたことがあったからでしょうか。

卒業旅行もほとんどは電車での移動でした。

今も乗り物に乗るのは怖い私ですが、「電車」と「夫の車」は比較的大丈夫です。

夫についてもまた改めて描きたいと思っていますが、私の性格や心の病、苦手としているもの全てを受け入れてくれているので、そういった人と一緒であれば大丈夫なようです。

…やっぱり、私はほとんどは「気持ち」で酔っているのかもしれません。

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