私の心の病に纏わる過去の話(漫画)です。
大学1年生時代⑥-身近な人の異変
この日の前日、りりかちゃんは大学を休んでいました。 高校の時に皆勤賞だったと聞いていたので、急に休んでおどろいたのですが、おそらくお母さん関連だったのでしょうね。 統合失調症だったのかもしれません。
大学1年生時代⑤-抑うつ思考
この頃の日記には、ただ暗い気持ちばかりがつづられています。 「何があった」「どんなことが嫌だった」ということよりも、ただただ今考えている抑うつ的な思考ばかりが。 「もう死んだっていいんだけど」 「そのうち壊れてしまう日がくるかもしれない」 ...
大学1年生時代④-車の免許
「片翼の鳥」のお話はこちらから。 * 私の住む地域は、車がないと大変不便です。なのでほとんどの人は車の免許を取ります。 私も、免許があれば便利だろうし、自力で好きな場所まで行けるのは魅力的ではありました。しかしやっぱりもしものことを考えると...
大学1年生時代③-春が嫌いな理由
両親からの理解のない言葉は、高校の先生やカウンセラーさんの働きかけにより一時だけ減ったような感じがありましたが、本当に一時だけであり、もうすっかりもとに戻っていました。 大学での講義が終わって自宅に帰り、疲れて自室で眠っていると叱られるとい...
大学1年生時代②-大学生活の始まり
2024年初投稿になります、ずいぶん遅くなってしまいました。 新年をお祝いする言葉は喪中ですので控えさせていただきます。現在は引っ越しの準備を進めているところです。 早速ですが本編へ… フレッシュマンキャンプに参加した学生は、地元の温泉街へ...
大学1年生時代①-雨の入学式
あの時代の苦しさは今でも忘れることができません。自分自身は心療内科での継続した治療が必要であることを自覚しているけれど、両親の理解はなく、ちくちくした言葉を投げつけられながら、仕方なしに出してくれる治療費に申し訳なさと肩身の狭さを感じながら...
高校3年生時代⑰-卒業旅行への不安
私は昔から不安になりやすく、その不安から気分が悪くなることがたびたびありました。 特に「乗り物」は苦手でしたね。閉じ込められるし、酔ったらどうしようという恐怖が常にありました。実際にひどく酔ったことはありません。気分が悪くなったことはあるけ...
高校3年生時代⑯-広場恐怖症と卒業式
おそらく、これは「広場恐怖症」と呼ばれるものではないかと思われます。広場恐怖症は、電車やバス、行列や人込み、美容院や映画館など、何かあった時にすぐに逃げられない、助けてもらえないような場所・状況に対して恐怖を抱いたり、気分が悪くなったりパニ...
高校3年生時代⑮-認知症悪化の祖母
当時、家の中は本当に張り紙だらけでした。祖母は、張り紙を見て諦めることもあれば、近くに私などがいる場合「なんとかして」と頼んでくることもありました。または、勝手にやってしまうことも。 しかし、不思議ではないでしょうか?あれこれやれと言われれ...
高校3年生時代⑭-親戚の呪い
母方の祖母は、この時叔父夫婦・その2人の子供(私のいとこ)と共に、となりの県に住んでいました。叔父の嫁と折り合いが悪く、時々我が家に遊びに来るのを楽しみにしてくれていました。私も祖母が遊びに来るのがとても楽しみでした。 正直言って、私は親戚...