おそらく、これは「広場恐怖症」と呼ばれるものではないかと思われます。広場恐怖症は、電車やバス、行列や人込み、美容院や映画館など、何かあった時にすぐに逃げられない、助けてもらえないような場所・状況に対して恐怖を抱いたり、気分が悪くなったりパニックに陥ったりするものだそうです。実際、私は集会以外にも美容院や大学の講堂、乗り物などで強い恐怖を覚えるようになります。
その発端となった出来事も小学5年生の時に起きているのですが、また別の機会に描いてまとめようとおもいます。
今はこういう不思議な症状が出ても、「自分だけなのかな?」と思ったら検索をかければ情報を得られますから、良い時代になりましたね。小学生の私は、こんなに変なのは自分だけなんだろうなって思ったし、原因や病名を探すなんてこともできませんでした。まあ幼すぎたので、これが心の不調からくるものであるという考えにも至りませんでしたが。
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卒業式の後の両親の態度にひどく傷ついたことは覚えているし、日記にもそう書いてはありますが、具体的にどんなことを言われたのかは書いておらず、はっきりと覚えていません(書きたくなかったみたいです)。なので上の漫画には「こんな感じのことだっけ?」と想像で描いています、ごめんなさい;
「心の病気を抱えて、何度も自分を傷つけたり、死にたいって思いながらも受験を乗り越えてこうして卒業したのに、認めてくれないのか。本当に大変だったんだよ。病気だって治ってなくて、これからも引きずっていくんだよ?どうしてわかってくれないのかな。」
「確かに、これで終わりじゃないよ。ここからまた始まるよ。でも、おめでとう、があってもいいじゃん。そうだね、とかうなずいてくれたっていいじゃん。どうしていつもそうなのさ。悲しくてどうしようもない。腹立たしくてどうしようもない。」
と、日記には書いてあります。
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