大学1年生時代⑤-抑うつ思考

この頃の日記には、ただ暗い気持ちばかりがつづられています。

「何があった」「どんなことが嫌だった」ということよりも、ただただ今考えている抑うつ的な思考ばかりが。

「もう死んだっていいんだけど」

「そのうち壊れてしまう日がくるかもしれない」

「一人きりで私はどこまで歩いていけるだろう」

「足は勝手にふらついて、眼球は眠気に悲鳴をあげる」

「私はもう戦えないよ」

「なんで私なんか生まれたの?」

「睡魔が殺しに来るんだ。気が付くと意識がない」

「こんな体で私はどこへ行けばいいの?」

「私は嫌われる理由ならいくらでもあって、愛される理由はこれっぽっちもない。欠陥品なんだから」

こういう風な考え方は、身についてしまうとその後も続くようになってしまいます。

現在でも私は、少しでも調子が悪くて一人きりで考え事をする時間ができてしまうと、この頃と同じように後ろ向きなことをずっとぐるぐると考え続けてしまいます。

今更危機感を感じて、少しでも自分を認められるように、明るい気持ちになれるようにといろいろ試しているのですが…長年染みついた癖というのは簡単には治りません。

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