漫画

ぼろこの過去

高校3年生時代③-クラスメイトと。弟と。

「寝るの好きなの?」と聞いてきたクラスメイトは、特に普段から仲良くしている子ではありませんでした。一体どういう意図をもって聞いてきたのかと、日記を読んでいると考え込んでしまうのですが、彼女は私とは違う人間なので、結局それを知るすべはありませ...
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高校3年生時代②-スクールカウンセラーさん

高校3年生に進級した時にクラス替えが行われましたが、私の担任の先生は2年生の時から変わらなかったのです。私にとっては大変心強いことでした。もしかしたらクラス替えをするにあたって、私は「その方がいい」と判断していただいて、こうなったのかもしれ...
ぼろこの過去

高校3年生時代①-心療内科とカウンセリング

カウンセラーがおらず、何かしらの心理療法なども行えず、薬物療法が主である心療内科が未だに多いと感じています。 もちろん薬も適切に用いるならば、治療には役立ち、必要なものです。しかし、根本解決には至りません。心の病を抱えてしまった原因…環境だ...
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高校2年生時代⑪-進級

この頃、家にいても、弟と一緒に過ごす以外にいいことはありませんでした。 祖母は被害妄想から家族に食って掛かります。それが病気によるものだということは頭では理解しているのですが、ほかでもない祖母の口から出てくるひどい言葉は、やはり心を削ります...
ぼろこの過去

高校2年生時代⑨-心、ちぎれる

この日の日記に、診察の内容が詳しく書かれていないのは、それどころの気分ではなかったからだと思います。おそらく家族構成だとか、現在の悩みや症状などを聞かれたのだとは思うのですが。 病名を早く知りたかったのは、それが分かれば今後どう治療していけ...
ぼろこの過去

高校2年生時代⑧-ひとりで病院

恥ずかしながら私はこの時まで、一人で病院にかかるということをほとんどしたことがありませんでした。保険証や診察券は親が管理していましたから、この時はたしか「保健の授業で病院のかかり方について勉強するから、保険証と診察券をちょうだい」…などと嘘...
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高校2年生時代⑦-テストの朝

体調がおかしくても学校へ通っていたのは、そうしたかった、というよりは「親が許さないから」というのが大きかったです。もちろん、熱がでるような風邪であれば休むことを勧められますが、そうでもない限りは行かないと叱られます。数年後に母本人が「子供は...
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高校2年生時代⑥-失敗がもたらしたもの

普通の精神であれば、弟が部屋を開けた瞬間にカッターを隠していたことでしょう。そんなことにも気が回らないほど、おかしくなっていたのだと思います。 この後に登場する、「高校の保健室の先生」に、言われたことがありました。「弟さん、あなたが自分を傷...
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高校2年生時代-⑤検査失敗

私は今現在も原因不明な様々な症状に悩まされ続けています。本当に原因がわからないのです。 心療内科から始まって、内科、歯科、口腔外科、婦人科、整形外科、総合診療科、もう本当にあちこち行っています。 願わくば生きている間に一度も受けたくないと昔...
ぼろこの過去

高校2年生時代④-支えだったもの

祖母の認知症は、「健忘」「強迫観念」「被害妄想」このあたりが強く出ていたように思います。 祖母は昔から家事の一部を買って出て、家族のために頑張ってくれていた人でしたが、認知症が出始めてからというもの、その家事に間違いが多く出るようになってし...